小川洋子 角川書店
母がいるホスピスで僕は子供の頃高原で遊んだ少女に再会、彼女は虫を一匹一匹つぶすように刺繍をしていた―。 喘息患者の私は第三火曜日に見知らぬ男に抱かれ、発作が起きる―。 宿主を見つけたら目玉を捨ててしまう寄生虫のように生きようとする女―。
死、狂気、奇異が棲みついた美しくも恐ろしい十の「残酷物語」。
管理人(my-shelf.com)へのご連絡は、info●my-shelf.comへ。 「●」を「@」へ変更して下さい。