【発売:2004年1月】
息をつめてずっと願えば、きっと小さな奇跡がやってくる。珠玉小説。 見覚えのない弟にとりつかれてしまう女性作家、夫への不信がぬぐえない妻と幼子、失踪者についつい引き込まれていく私…心に小さな空洞を抱える私たちの愛と再生の物語。 不幸であればあるほど、輝かしい偶然が待っている。 犬と私と弟が紡ぎ出すいとおしい物語。 お手伝いのキリコさんは私のなくしものを取り戻す名人だった。それも息を荒らげず、恩着せがましくもなくすっと―。 |
管理人(my-shelf.com)へのご連絡は、info●my-shelf.comへ。
「●」を「@」へ変更して下さい。