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小川洋子さんの執筆された作品を紹介しています。


まぶた


まぶた

まぶた
【発売:2004年10月】

15歳のわたしは、高級レストランの裏手で出会った中年男と、不釣合いな逢瀬を重ねている。男の部屋でいつも感じる奇妙な視線の持ち主は?―「まぶた」。
母のお気に入りの弟は背泳ぎの強化選手だったが、ある日突然左腕が耳に沿って伸ばした格好で固まってしまった―「バックストローク」など、現実と悪夢の間を揺れ動く不思議なリアリティで、読者の心をつかんで離さない8編を収録。


小川 洋子
1962(昭和37)年、岡山県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。
’88年「揚羽蝶が壊れる時」で海燕新人文学賞を受賞。
’91(平成3)年「妊娠カレンダー」で芥川賞受賞。
2004年『博士の愛した数式』で読売文学賞、本屋大賞を受賞。翻訳された作品も多く、海外での評価も高い。


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小川洋子の本